理事長挨拶

創立20周年に向けて

社会福祉法人ベテスタは、2001年8月に定員40名の入所施設として開設されました。今日までの約20年の間に3つの事業所と2つのグループホームを開設し、法人理念のもとあらゆるニーズに対応可能なように取り組んでまいりました。

また、法人の礎を築き、発展に寄与された先人の皆様、行政や地域の皆様のご支援で、今日を迎えることができました。
私は、2020年7月から運営を引き継がせていただくこととなりましたが、今後も変わることを恐れず、たくさんのご縁を大切にし、着実に歩みを進めていく法人となりますよう努めてまいりますので、変わらぬご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

社会福祉法人ベテスタ
理事長 小林 孝重

施設長挨拶

2020年7月より施設長として就任させていただきました。当施設の理念である「与える福祉ではなくその人にとって必要なことをその人の自立に向けて支援する」この理念を実現させるべく、職員一丸となって引き続き取り組んでいきたいと考えております。

また、各事業の目標として、当法人の基盤である、障がい者支援施設(入所施設)では、利用者さんの高齢化による支援の見直しが必要な場面が多くなってきております。今までは支援の視点について考える機会が多かったものが支援の視点だけではなく介護の視点も持って利用者さん個々に対応する機会が多くなっているため職員のスキルアップも含め、利用者さんが安心・安全に過ごせるようにしていきたいと考えております。
在宅分野においては、放課後等デイサービス・生活介護・就労継続B型・就労移行と様々なサービスを展開しておりますが引き続き、当法人を利用してよかったと思っていただけるよう日々、精進して支援できるようにしていきたいと考えております。

利用者さん、職員が笑顔で過ごせるよう努めていきますので、今後ともご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

社会福祉法人ベテスタ
障害者支援施設 こいしろの里
施設長 伊藤 和彦

ベテスタの理念

『与える福祉ではなく

      その人にとって必要なことを

               その人の自立に向けて支援する』

この理念を職員が日々、障害者へ支援する業務という観点で考えひとつひとつ分解して説明をいれるとするならば、
「与える福祉」とは、利用者のおかれている状況等を全く考えず、職員の想いだけで提供できる支援内容や福祉サービス等を惜しみなくしてあげること。
「その人にとって必要なことを」とは、利用者のおかれている状況や障害特性等を鑑み本当に必要としていることは何かをみつけること。
「その人の自立に向けて」とは、まず「自立」という言葉は一般的にとらえられる「自立」ではない。利用者の自立という観点で考えると、私たち専門職及び社会全体が利用者を支えることで日常生活を送ることができることが利用者の「自立」ということ。
「支援する」とは、職員側から一方的におこなうことではなく、利用者にとってサポートが必要だとしている部分のみをおこなうこと。将来的には利用者個人のみでおこなえるようにしていくこと。
上記の内容を基にまとめると、
職員の想いだけで支援や福祉サービスを提供するのではなく、利用者のおかれている状況やその人の障害特性等を基に利用者が職員の支援を受けることによって日常生活を楽しく過ごせるようにしていくこと
当法人はこの理念に基づいて日々の支援を行っております。